テーブルいっぱいに敷き詰められた、色鮮やかなケータリングランチ
2月のランチ会は、料理家ユニット「GOCHISO」によるケータリングランチ。まきあやこさんが料理を、pieni kuppe(ピエニクッペ)さんが焼き菓子を、藤田澄香さんがデザートアイスを担当し、それぞれの個性と能力を結集し、ビュッフェ台を華やかに彩ってくださいました。
長テーブルにクッキングシートを敷き、おもむろにその台に色んな野菜を盛り付け始めたまきさん。まるでキャンバスに絵の具を載せていくように、おむすびや煮卵などを豪快にスタイリング。長テーブルがあっという間に、彩り豊かな豪華ビュッフェ台に。
一見無造作に見える芸術的なスタイリングでも、しっかり、取り分けやすさや手に取る人の流れも考えてスタイリングされているんだとか。確かに、手に取る楽しみ、料理を発見する楽しみ、眺めてみたり、のぞき込んでみたり、「ケータリング」という行為をわくわく楽しみながら、おいしいお料理をいただいたという感覚がありました! ケータリングしてみたいとゲストたちの中でも早速盛り上がっていました。
デザートの焼き菓子は、pieni kuppeさんによる塩サブレ、フィナンシェ、そして、バレンタインデーにちなんで、生チョコ。さらに、藤田澄香さん(まるのまわり)によるローズマリー風味のアイス。「こんなアイス、食べたことない~」と声が漏れるほど、おいしく、なめらかで斬新なアイスでした~!
GOCHISOが大事に信じている『いつもの日常が、いつもとちょっと違う空間に「食べること」を通じて変わる瞬間』がそこには確かにありました☆
すてきなひとときをありがとうございました~。
気になるメニューはこちら↓
〇桜えびと空豆の出汁炊き手まりおむすび
〇実山椒と生姜の手まりおむすび
〇雑穀酢飯ごはんの巻き寿司
〇半熟煮卵
〇豚肉のエスニックローストとグリーンサラダ
〇キャロットラペ
〇ジーマミー豆腐
〇あさりと芽キャベツの炒めたの
〇その場で唐揚げと2種のソース
〇ごぼうのスープ
〇”pieni kuppe”の焼き菓子
〇”まるのまわり”のアイス
Photo by Takeshi Fukuhara
<まきあやこさんプロフィール>
商社勤務、ロンドン留学を経て食の世界を目指し、フードコーディネータースクールに通う。そこで出会ったいのうえあみと、2013年10月より「FOOD unit GOCHISO」を結成し、活動開始。現在、およそ10名のスタッフが所属。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングや、レシピ開発、フードコーディネーション・スタイリングなどを中心に活動中。書籍のスタイリングも手掛ける。自身初となる著書『やってみたら思ったより簡単だった!スグうま自炊生活』(ナツメ社)が4月に発売予定。
<pieni kuppeさんプロフィール>
イベント出店や受注販売を中心に活動。「朝ごはん・昼ごはん・おやつ」に食べたいパンと焼き菓子をテーマに厳選した素材を使い、ひとつひとつ手仕事で作る。ケータリングチームFOOD unit GOCHISO のパティシエとしても活躍する。
<藤田澄香さんプロフィール>
バー「まるのまわり」で、季節に寄り添う料理と、自家製アイスクリームを提供。FOODunit GOCHISOでフードコーディネーション・スタイリングなども行う。